印傳の経年変化

こんにちは。浅草前川印傳です。

今回は印傳の経年変化についてです。印傳は使えば使うほど味が出るといいますが、一体どのような経年変化をしていくのでしょうか。

10年間使用したお財布と新品のお財布とで比べてみます。

左が新品のお財布、右が10年間使用したお財布になります。右のお財布を見れば分かるように鹿革がしっとりとして柔らかくなり、漆にツヤが出ていることが分かります。これが他の革にはない鹿革印傳の独特な風合いになります。

またこちらのお財布は非常に綺麗に使用されており、漆はがれもほとんどありません。

実際に手に取ってみると、新品とは比べ物にならないくらい革が柔らかくなり手に吸いつくような、持った時にホッとするような感覚があります。

また印傳は牛革と違い、定期的にオイルでケアなどをする必要なく、手の油分で自然とこのような風合いが出てくるようになっております。

天然の鹿革と漆を使用しておりますので革の柔らかさや光沢感の出方もそれぞれです。使用していくごとに味が出てくる自分だけの印傳エイジングをお楽しみください。

読みもの

— 前川印伝を、読んで、知る。

商品カテゴリ

— 四季に合わせた伝統の和柄の数々