麻の葉柄・丸麻の葉柄

こんにちは。浅草前川印傳です。


今回は人気の「麻の葉柄」「丸麻の葉柄」のご紹介です。

正六角形をベースに、水平・垂直・斜線で構成された連続模様です。

その形が大麻の葉に似ていることから「麻の葉柄(あさのはがら)」と呼ばれています。

この麻の葉柄は歌舞伎模様の一つでもあります。
江戸時代、上方の歌舞伎役者・嵐璃寛(あらしりかん)が大阪で「妹背門松」という狂言で、娘役のお染の帯にこの紋様を用いたことから、当時の京都・大阪では「麻の葉柄」を「お染形」といって好んだといいます。

麻は丈夫で真っ直ぐ育ち成長すること、麻の葉模様そのものに邪気を払う力があるとされ、魔除け、無病息災の意味もあります。産着や子供の下着類に用いられていました。

今回jは麻の葉柄・丸麻の葉柄を用いた商品をご紹介いたします。

黒革に緑漆の麻の葉柄の合切袋になります。男性にも人気の麻の葉柄は、合切袋でも定番のデザインになっております。特にグリーンの漆は珍しく、お財布や紳士ベルトでもよく使用しているデザインになります。

こちらは赤革に白漆の丸麻の葉柄のボックス小銭入れになります。優しい印象の丸麻の葉柄は、こちらの赤革や、ターコイズ革などの明るめの色合いが特に人気です。

新色のボルドー革にピンク漆を施したをした丸麻の葉柄のポーチになります。今までになかった色合いになっており、さっそく高評価を頂いております。

読みもの

— 前川印伝を、読んで、知る。

商品カテゴリ

— 四季に合わせた伝統の和柄の数々